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東京大学第62回駒場祭非公式サイト


東京大学第62回駒場祭非公式サイト

東京大学駒場祭2011の非公式サイトです。
 

震災復興と法律問題

東京大学法律相談所

場所
13号館:1323
日時
26日 13:45-15:45
団体ホームページ
http://ut-hoso.org/
詳細
 今年3月に起きた東日本大震災は、巨大な津波を伴い、未曾有の大規模災害となりました。地震・津波による直接的な被害から、土地・建物の権利関係(水没・流失・倒壊など)、失踪者の財産管理、失業者の雇用、震災に乗じた詐欺などの犯罪行為、二重債務問題など様々な法律問題が生じており、また今後も継続していくと思われます。
 本講演では、現地で実際に被災者と接し、法律問題に取り組まれている仙台弁護士会会長・森山博弁護士をお招きし、現地の法律相談の内容と傾向、およびその解決に向けての提言などについて講演していただきます。
 また、17年前に甚大な被害をもたらした阪神淡路大震災について、当時兵庫県知事として復興に尽力され、また現在もひょうご震災記念21世紀研究機構理事長としてご活躍される貝原俊民元知事をお招きし、当時の震災でどのような問題が生じたのか、また、いかにしてそれらを解決し復興を遂げたのか、さらに震災を教訓とした新たなまちづくりという観点も含めて講演していただきます。阪神淡路大震災との比較の観点から、現在顕著な課題とその対応について検討を試みます。
 また、東京大学法学政治学研究科・河上正二教授をお招きし、森山氏、貝原氏の講演を踏まえたうえで、民法学者の視点から、これらの震災から生じる問題に対して、法律に何ができるのか、またその限界について講演していただき、復興にあたっての課題に関して、法律的な側面から検討を加えていきます。
 震災によって生じた問題について、法律がすべて解決できるわけではありません。しかし法律を用いて出来ることも決して少なくありません。法的な観点から震災を捉えることで、復興へのひとつの視点を提供したいと考えています。

■講演者■
・河上正二先生(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
・貝原俊民先生(元兵庫県知事・ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長)
・森山 博先生(仙台弁護士会会長・弁護士)

※東京大学法律相談所は、法学部の学生が地域の皆様からの一般民事に関するご相談をお受けすることを主な活動としている団体です。学問的研鑽と地域社会への貢献という理念の下、相談活動に加えて、毎年の模擬裁判、研修、検討会、講演会の開催などの活動を行っています。